空沼岳(1251m)
(万計沢および金山林道ルート)

空沼岳
滝野付近から見る空沼岳

空沼岳
金山林道ルートのカラ沼から見る空沼岳

空沼岳 山スキールート 万計沢ルート(赤)、直登ルート(オレンジ)、金山林道ルート(ピンク)

万計沢ルートおよび直登ルート

 入り口は夏の登山道と同じであるが、

空沼岳の樹氷
登山口までは除雪されていないので採石場の先の橋付近に駐車する。登山道に沿って登り、標高680m付近のスノーブリッジで川を渡る。多くの場合、夏道より下流の方で渡った方が楽である。万計沼の手前の沢を通過するのが危険と思われるときは、手前のポコを右に巻いてゆく古い林道を登ってゆくと万計山荘の裏に出る。
 万計沼からは夏道を通らず、1180mポコと1153mポコのコルを目指して登る。コルの先はくぼんだ台地になっており、ここを左から巻くように進み、次のポコもまいて夏の登山道に合流する。後は尾根に上がって登山道を辿ればよい。頂上尾根はクラストしていることが多い。
 直登ルートは標高540m付近で登山道と別れ、林道の通っている尾根に取り付く。あとは尾根を忠実に辿るが、標高900m付近から上は複雑なアップダウンがあって迷いやすい。標高1000m付近で万計沼ルートに合流する。

金山林道ルート

 札幌-支笏湖線の途中にある金山林道から入る。入り口の反対側が除雪されていることもあるが駐車スペースは少ない。元鉱山のゲートの先に鉱石の山があるのでその北側をまいて通る。林道を2.5Kmほど行くと、漁岳方面から来る林道に出会う。林道から離れて右の方の沢に入り、緩やかな尾根にとりつく。小さなアップダウンがある、ほとんど平坦な尾根を進むと、沢形が中央にある急斜面に着く。小尾根を小さくジグを切って登り切り右手(北西)に行くと空沼(からぬま)が見える。空沼の左手の尾根は空沼岳の稜線につながっているので、これをトラバースして登りコルに着く。頂上への登りはクラストしておりちょっと急であるが短い。右側には雪庇があるので注意。平坦な尾根と最後の少しだけの細い尾根を通って頂上に着く。
 下りは稜線をすこし南方に進むと、空沼方向に絶好の山スキーゲレンデが広がっている。
 GPSトラックログ(POTファイル)

3Dルート図

万計沢ルートおよび直登ルート
万計沼3Dルート図

金山林道ルート

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