光触媒の参考書
和書
坪村 宏:「光電気化学とエネルギー変換」、東京化学同人(1978)
光化学および光電気化学について基礎から応用まで丁寧に説明している。好著であったが残念ながら絶版となった。
窪川 裕、本多健一、斉藤泰和:「光触媒」、朝倉書店(1988)
固体光触媒および錯体光触媒について詳しく解説している。
化学増刊「明日のエネルギーと化学−人工光合成−」、学会出版センター(1979)
光エネルギーの化学変換について当時の第1線の研究者による解説。半導体光電極について2章をさいている。
化学総説「エネルギー変換および新しい燃料の化学」、学会出版センター(1976)
上記の化学増刊と同様の企画。光電気化学について2章ある。
化学総説「無機光化学」(1983)、学会出版センター
無機光化学全般にわたる当時の研究動向を解説している。半導体電極と光触媒についての章がある。光触媒研究の初期における間違った実験結果も引用されているので注意を要する。
化学総説「光が関わる触媒化学ー光合成から環境化学まで」(1994)、学会出版センター
主として触媒学会に所属する研究者による光触媒の解説。
金子正夫(編著):「光エネルギー変換」、アイピーシー(1997)
無機、有機、生物光化学の研究者を網羅した光エネルギー変換の解説書。価格が非常に高いが内容は濃くない。
竹内浩士、村澤貞夫、指宿堯嗣:「光触媒の世界」、工業調査会(1998)
半導体光触媒の原理から応用まで平易に解説している。最近の光触媒の実用化についても述べている。
藤嶋昭、橋本和仁、渡辺俊也:「光触媒のしくみ」、日本実業出版社(2000)
入門ビジュアルサイエンス シリーズの一つ。イラストや漫画を豊富に使って半導体光触媒を視覚的に理解できるように解説している。
竹内浩士、指宿堯嗣(編著):「光触媒ビジネス最前線」、工業調査会(2001)
「ビジネス最前線シリーズ」の一つ。最近の半導体光触媒技術の進展と実用化の実際を述べている。
垰田博史:「トコトンやさしい光触媒の本」、日刊工業新聞社(2002)
B&Tブックス「今日からモノ知りシリーズ」の一つ。イラストを多く使って半導体光触媒を解説している。
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