カタクリ (片栗) |
カタクリは春の妖精の代表選手のような花です。エゾエンゴサクと一緒に大きな群落をつくります。旭川の突硝山が有名です。春の妖精たちの大敵は笹です。笹は他の多くの植物のように葉を落とすことがないので、その下では小さな植物は育つことができないからです。突硝山は多分、笹刈りをしたので大きな群落になったのでしょう。 カタクリの根(鱗茎)は澱粉が多く、昔はカタクリから取った澱粉をカタクリ粉と云っていましたが、今は普通の澱粉のことを指すようになりました。 |
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