| ミズバショウ （水芭蕉） |
| 山の花で春一番に咲くものとしてはミズバショウが有名です。本州以南では山の花ですが北海道では平地にも咲いています。札幌でも市街地の中で咲いているのを見ることができます。 ミズバショウの白い花びらのように見えるのは苞で、仏炎苞といいます。花は中の棒状の花序についています。色は違いますがザゼンソウと同じ作りです。 ミズバショウの苞が純白なので清純な印象を与えるらしく、写真の被写体として人気がありますが、私はあまり興味がありません。花のにおいはあまりよくありません。葉は非常に大きく、大きいものでは１㍍くらいになり、まさに芭蕉の葉のようです。ザゼンソウもミズバショウもサトイモ科の植物で、根茎がおおきくなります。ヒグマがミズバショウの根を掘って食べることがあります。別名、ヘビノマクラ。 |
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